k271mk2のレビュー。おすすめのモニターヘッドフォンです。

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どうも!Noriですよ。

今回は自分の使っているモニターヘッドフォンのレビューをしてみようと思います。

DTMしてる人なら必ず必要になってくる物の一つにモニター用ヘッドフォンがありますが、巷には沢山出回りまくっているのでどれを買えば良いのか悩みますよね。

実際僕も買う前はめちゃくちゃ悩みました笑

ネットで評判調べたり、楽器屋で視聴もしまくったりね。まぁその時間が一番楽しかったりもするんですが笑

そんな末に自分の所に来てなんだかんだともう3年くらい愛用している奴を今回はご紹介します!

モニターヘッドフォンどれかえばいいか悩んでる人に参考の一つになれば嬉しいですよ。

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AKGのk271mk2

AKG プロフェッショナルスタジオモニター・クローズドヘッドフォン K271MK2 【国内正規品】

僕が使っているモニターヘッドフォンはこいつです。

証拠もパシャリ

こないだサムスンの傘下に入って一騒ぎ起こしていたAKGのk271mk2ですね。

AKGのこのロゴが変わるのかー!とか品質が落ちるのか―!とかって声高に騒がれていましたが、傘下に入ってからAKGの物は試したりしてないので実際の所はどんな感じになっているのかちょっと気になるところです笑

まぁこのロゴが無くなるという事はなさそうだしそこは安心していますが(このロゴ好きなんですよね

まぁそんな話は今回置いておいて、このモニターヘッドフォンについて書いていきます。

評価の点は

・使い心地

・音質

・良いところ

・悪いところ

・まとめ

で書いていこうかな。

では早速いってみましょー。

使い心地

まず開封して「おー」と思うのが色々と付属品がついていると言う所ですね。

 

交換用のイヤーパッドとケーブルがついて来ます。

まぁ業務用で売られているモニターヘッドフォンには結構当たり前についてはいますが、やっぱりついていると安心しますね。

交換用というよりはイヤーパッドは最初についているものがビニール製の奴で

これが装着されているんですが、付属品がベロア(布)製でどちらでもお好みで使い分けてくださいね、っていう感じです。

ちなみにビニールの方…めっちゃ蒸れます笑

まぁ通気性も何もないので当たり前なのですが、それが嫌ならベロアに交換しましょうって感じですね。

交換は簡単には出来るんですが、今回写真の為にベロア取り外して撮影したんですが、撮影後もう一回つけようと思ったらめっちゃ苦戦しました笑

交換した時全然苦労なくつけれたんだけどな…笑

あ、ちなみに僕はベロア製の方を普段愛用しています。やっぱ蒸れるの嫌なので。

そしてコードもコイル式のとストレート式のとで選べます。

僕はストレート式を普段愛用していますが、コイル式だと短くなって良いのでこれの選択ができるのもありがたいですね。

コードの着脱はこんな感じでスイッチを押し込みながら抜き差しする感じです。言うまでも無くめっちゃ簡単です。

ちなみにジャックはこんな感じでピンジャックとフォーンジャックを選べます。ピンジャックの上にフォーンジャックの変換をかぶせる(ネジ状になってる)形で変換するのでお手軽に変換できるうえに変換後も不細工になりません。

こういうのも嬉しいですね。

で、これらの選択をしていざ使ってみると最初に感じるのが「軽い!」っていう事ですね。

本体重量が240gと軽いです。まぁさすがに着けてる感じしない!とまではいきませんが装着してる際の重さによる疲労感はありません。

モニターヘッドフォンにおいて首に疲労感が来ないのは大事なのでここは大きなポイントかなと思います。

ただ、「重さによる疲労感」は無いのですが、このヘッドフォン結構圧迫感があります。

一応カテゴリー的には「密閉式」というカテゴリーになるので遮音性高くするためにある程度は仕方無いのかなとも思いますが、それでも結構「ぐいー」と両側から押されてる感は感じますね。

僕は曲をミックスする時、基本はスピーカーでして、音の細かい所の確認だったり音割れしてないかを確認したりだったりをヘッドフォンする感じなのでずっと着けて作業するという事はないのでいいのですが、家の環境によってはスピーカーを使ってのミックスよりかはヘッドフォンを使ってミックスをする事が多いって人もいるかと思います。

そんな人にはこの圧迫感はちょっとしんどいかな?とも思ったりします。

まぁ、プロ仕様だと考えるならプロは大体スピーカーでミックスして確認でヘッドフォンって言うのが普通なのでそういう意味ではこのヘッドフォンの売り文句の「業務用」っていう言葉に嘘はないとも言えますけどね笑

音質

ではお次。音質についてです。

これは「モニターヘッドフォン」というだけあってもの凄くフラットです。

自分のミックスした音を素直にだしてくれてるなーという感じ。ここはさすが信頼のブランドAKGっていう感じですかね。

ちょっと話はずれるのですがモニターヘッドフォンの超超代表格の

この方。勿論モニターヘッドフォンを選ぶ際にこやつも選択肢の中にはありました。

ただ僕こいつの音ってどうしても好きになれなかったんですよ笑

これを使ってる人がいたので拝み倒して1週間ほど借りて使用してみたことがあったんですが、その時の感想が「疲れる」しかなかったんですよね笑

装着感だったりなんかシャリシャリしてる音だったり…。

お前の耳が馬鹿なだけなんじゃ?という批判覚悟でいうなら「なぜこれが業界スタンダードになったんだろう??」としか思えませんでした。

まぁ音の分離とかは良かったのでそこなんですかね?あとはSonyの営業さんの力が凄かったとか?笑

そんな感じでこのヘッドフォンは無しになって、でもやっぱりモニター用途としてフラットな音を出してくれるヘッドフォンを探していた時に試したのがこのk271mk2だったんですよね。

こっちのはフラットはフラットでもなんというか、、、、上品?というかSonyのやつに感じた疲れるシャリシャリ感が無くっていいなと思った次第です。

好みと言われればそれまでですが。SonyのMDR-CD900STに僕と似たような違和感を感じる人にはお勧めですよ笑

繰り返しになりますがホントにフラットに音を出してくれるので音楽に対しての面白味はありません。

なので「メーカーの味付けを楽しむ」といった使い方は出来ませんが、逆にアーティストやミックスエンジニアの意図していた音はこういう感じだったのかーっていう楽しみ方は出来るかなと笑

そういう意味では勉強にもなるのかなーとも思ってます。

また音の分離も凄く良いです。パンニングの確認なんかにもとても力を発揮してくれます。

1万ちょっとの値段でこれだけミックス環境を提供してくれるのは正直ありがたいですね。

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良いところ

使い心地、音質とみてきました。お次はこいつの独自機能の良いところをご紹介です。

これはこいつをレビューする上で結構賛否両論分かれる所なのですが、こいつの特徴の一つとして

音のミュート機能がついています。

どういう事かというと、このヘッドフォン

こんな感じで丸っこい「k271MKⅡ」って書いてある部分が上下に稼働するようになっていて、ヘッドフォンを外すとゴムで自動で降りてきて自動的にスイッチを押してくれて勝手にミュートしてくれる機能がついているんですよ。

このおかげでヘッドフォンとスピーカーの両方でミックスしているときにヘッドフォンを外してスピーカーの作業に戻るときにヘッドフォンからの音漏れの分を気にしてヘッドフォンをジャックから外すとかいう煩わしさから解放してくれる。という物ですね。

僕はこの機能結構ありがたいなーと思ってたりします。

ただこれゴムで稼働を自動化しているんですがそのゴムがまぁ弱い笑

経年劣化すればすぐにヘタレてしまって、大事につかってないとすぐにミュート機能が効かなくなってしまいます。

ちなみに僕のはもう結構ヘタレてしまっていてあちゃーな感じです笑

ここが賛否両論ある所以だったりします。

もうちょっとしっかりとしたゴムだったらいい機能なのになーと思いますね。

まぁ大事に使えよ!と言われればそれまでなんですが笑

悪いところ

良いところの最後で思いっきり悪いところ書いちゃってて分けた意味あまりない気もしますが笑

まぁそのゴムの強弱以外にもちょっと残念なところがあって、それが首にかけにくいという所。

使い心地の所でも書きましたがこれ結構側圧が高いんですよね。

そのせいで外しても両側のイヤーパッドの部分が内側にキュッと寄ってきます。これが首にかけたらちょうどあご下あたりを圧迫してきて鬱陶しい笑

一応ヘッドフォンの使用用途として、ミックスエンジニアさんに直接聞いたところ

ヘッドフォンを首に掛けるのはヘッドフォン的にはあまり良い事では無いらしく(イヤーパッドが頬っぺたにあたって顔の油がそこに付くから、とか口元にイヤーパッドがくるとその状態で会話したら唾がつきやすいとかそんな理由でした)それを戒める意味でもある意味これは良い事なのかもしれませんが。。。

やっぱりヘッドフォンってちょっとだけ外すなら首に掛けるじゃないですか?笑

それがやりにくいのは個人的にはマイナスポイントでしたね。

ただこれ以外には悪いところは見当たらないかな。音質、着け心地に不満が無く、こんな粗探しみたいなところしか悪い点が無いのは逆にすごいかもしれませんね。

まとめ

という感じで僕が今愛用しているモニターヘッドフォンk271mk2のレビューでした。

言ってきたことをざっとまとめると

・色々と付属品の中から好みの使い心地に最初からカスタマイズできる

・スピーカーと両立でのミックス環境ならいいけど、これでずっとミックスするのは側圧の問題で結構しんどい

・音質はフラットで、SonyのMDR-CD900STよりお上品に感じる

・モニター用途としては最高です

・ミュート機能がいいけど、大事に使わなきゃ使えなくなる

・側圧強いから首掛けはしにくい

って感じですかね。

Amazonでのレビューも良いものばかりなのでそこも信頼できますね。

モニターならMDR-CD900STでしょ!って人も結構いますが、そんな流れを気にしない人。

MDR-CD900STの音に違和感を感じる人、その上でスピーカーとの両方でミックスが出来る人にはめっちゃお勧めしたい商品ですね。

やっぱりブランドはAKGなので信頼できます。

サムスンの傘下になった事で今後どうなっていくかちょっと見ものですが、個人的にはそこまで気にする事もないかなーと思っています。

今度またモニターヘッドフォンが必要になればAKGの品は絶対選択肢には入ってくると思いますし。

まぁ視聴などはしっかりとしたいと思いますけどね笑

という感じで今回はこの辺で!また次回~

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2 件のコメント

  • ブログにコメントしてすみません!
    ツイッターでよくわからないリプがきたのですが、乗っ取りではないですか?
    乗っ取りなら、ツイッターに返信するの怖かったので
    またご確認お願いします!

    • temple様
      お久しぶりです!ご報告いただきありがとうございます!

      …見事に乗っ取られていたみたいでした…東京世田谷から…w
      パスワードを変更し、今後は大丈夫だと思うのですが…
      もしまた何かありましたらご報告いただけましたら幸いです。

      ご迷惑をおかけしました、ありがとございました!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    初めまして。中学の頃からバンドで音楽に関わって10年以上。 今までに身につけた知識、折角なんで皆さんと共有できればいいなと思いブログを始めました。 間違っている事があればご指摘ください…笑 理論の事以外にも、趣味のDTM関連の事や、ガジェット関連、アプリ関連など色々と好きな様に書こうと思っています。