ウォークマンの選び方-その2~ZXシリーズとWM1シリーズの違いを比較!~

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はいどうも、ノリです。

今回は

の記事の第2弾ですね!

超絶ざっくり説明すると「Sonyのウォークマンが気になってるんですけども、種類が多すぎてよく分かんなかいから実際に見て来たよ!っていう趣旨の記事」です()

上の記事ではSonyが展開しているシリーズの中でも【一般層向け】に展開しているシリーズの「A30シリーズ」と「Sシリーズ」の二つを比較してきました。

まだ読んでない人は是非読んでみてくださいね!明確にコンセプトが違う二つで「ほほーなるほどぉ」となる事請け合いです。

そして今回。

今回は一般層向けよりももっと音質にこだわりたい派へ向けたシリーズの「ZXシリーズ」と「WM1シリーズ」の二つの比較です!

「音質にこだわる」とあるだけあって、はい

お値段、張ります

ZX100さん

WM1Aさん

WM1Zさん

…。

WM1Zさんよ!なにがあった!?

WM1Aさんの11万円からの間に何があった!?

触れるのも怖いよ!なんか後光が射してるよ!

と自分はとても正気を保っていられなくなるシリーズ構成となっています。

ZX100さんでようやくちょっと「ま、まぁ君くらいなら?なんとかつんつん位はできるし?(プルプル)」って思えるくらいです。

ってまぁ心が乱れて仕方ないこのシリーズたち。

一体全体どんな感じな機体なのか。小市民代表として視聴してきましたのでご購入を考えておられる方は1意見として参考にしてみてください。

部品やその素材など細部にまでこだわった機体【ZX100】

ZX100シリーズとWM1シリーズの両方に言える事は第1にはこれでしょうね。

A30シリーズよりも部品とか構造とかにこだわったよ!っていうのが「ZX100シリーズ」で、そこからまたさらに部品や構造、素材、そして音質の提供方法の豊富さ辺りにまで気を配ったのが「WM1シリーズ」という感じです。

もうここまで来たらホントにただのマニアですね…笑

ではまずZX100からみていきます

まず比較としてこの一つ下のシリーズのA30を比較としてだしますが、カタログスペックで見れば再生できる音源の規格もA30と一緒です。

もちろんA30シリーズの音を決定づけている「フルデジタルアンプ(S-Master HX)」も同じものを搭載しています。

ではなにがA30と違うのかというと「頑丈さ」であったり「インピーダンスがA30よりも低い」というあたりが違うそうです。

インピーダンスについては説明するとまた一記事かけてしまう上に僕も専門的な知識があるわけではないので各自ググってください笑

簡単に説明すると

ハイインピーダンス:ノイズに弱い

ローインピーダンス:ノイズに強い

っていう認識でいいかなと。

つまりA30よりもノイズに強い機体だということですね。

そしてボディのメインシャーシ部分(個体の外側)を全部一体化した構造(モノコック構造)を採用したり、ヘッドホンジャックをA30シリーズよりも強固なものにしたりしているそうです。

ちなみにモノコック構造というのは「内部に衝撃が届きにくい構造」との事で、今の車のほとんどはこのモノコック構造を採用しているらしいです。

落とした時に内部の情報をしっかり守ってくれる、といった感じでしょうか。

SONY ウォークマンZXシリーズ[メモリータイプ] NW-ZX100 NW-ZX100 SM

(モノコック構造さん)

そこはかとなく頑丈そう……なの、か?正直僕にはわかりません笑

実際に機体を見た感じもA30よりもちょっと細いなーと思ったくらいでしたね。

まあでも頑丈かどうか、衝撃から強いかどうかなんて実際に長い間使ってみて証明されるものでしょうからね。

店頭でちょっと触ったくらいじゃわからない部分だとも思います。

とりあえず「車にも採用されている構造」が採用されているんだったら頑丈なんでしょう。そこは信じましょう。

容量の展開も128Gのみ

A30は最高が64Gだったので倍ですね。やっぱり容量が大きいとそれだけ衝撃からも弱くなるのでそういう意味でも衝撃から強いのは良い事なのではないでしょうか。

そしてさらにmicroSDにも対応していますので容量の拡張も可能です。

まぁ128Gもあったらそうそう拡張することも無いかなと思いますが…笑

あーでも全部ハイレゾ音源で埋めるような事があれば結構足りなくなったりするんでしょうかね。店員さんには「ハイレゾ音源なら1ファイル150Mの空き容量を見ておいた方がいいですよー」とも言われましたし。

mp3であればどんだけ大きくても1ファイル10M~15Mくらいですみますが、150Mとなれば軽くその10倍ですから、、、、結構容量とりますね笑

まぁ現状だけで見るならそもそもハイレゾで配信されている曲自体がまだまだ少ないので「入れる音楽は全部ハイレゾだ!」っていう人は恐らくいないでしょうから128Gでも十分すぎると思いますが、将来的に音源ハイレゾ化の流れが主流になったら128G以上欲しくなるかもしれません。

ってことでそれを見据えたらSDカード対応は嬉しい機能ですね。

実際聞いた感じどうなのよ

一番気になる所ですね。もちろん試してきました。

ただ一つ注意して読んで欲しいのが、視聴した際に使用したイヤホンは「店側が用意したイヤホン」だと言う事。

備えつけのイヤホン以外で試すことが出来なかったんですよねー。固定されていて。

つまり店側は「このウォークマンのパフォーマンスを最大限引き出せる状況で視聴環境を提供していた」という事です。

どのイヤホンかは書いていませんでしたが、多分いいイヤホンだったと思います笑

なのでその環境で視聴してきた、という点に留意して読んで欲しいのですが

音は良かったです。

ちなみに言っておくとA30にはhnシリーズを買う事で「専用のイヤホン」が付いてきます。

これですね。A30シリーズのノイズキャンセル仕様上専用のイヤホンが必要なのでこのイヤホンでA30は試しました。勿論記事にも書きましたがとてもいい音でした。

で本題の視聴したZX100なのですが、付いていたイヤホンはこのA30についている専用のイヤホンではありませんでした。

勿論ZX100にもノイズキャンセリング機能は付いており、A30と同様のイヤホンを使う事でノイズキャンセリングを最大限に引き出せるのですが、音質面を考えるならそれを使わず違うイヤホンを使ってノイズキャンセルを無視するというのも選択肢としてあります。

多分店が提供していた環境は後者なんですよねー。

まぁ…そりゃいい音はするよねっていうのが僕の正直なところです。

純粋な比較じゃないので正直ここはもうわかりません笑

だってA30も十分いい音だったんですもの。

ここで言えるのは「やっぱイヤホンとかでも音は変わるよね」ってことくらいですかね笑

音に関してはこんな感じです。

ZX100の「音に対する姿勢」は好き

これもA30との比較になるんですが、A30には機能に「語学学習機能(再生スピード変更やA-B間リピートなど)」や「FMラジオ」が付いていますが、ZX100ではこの機能ばっさりとカットされています。

ここからSonyの姿勢として「音以外の機能はいらん!」ってのが伺えますね。

こういう姿勢は好きです。勿論動画も見れません。

こんな感じですかね。ZX100に関しては。

あ、ちなみに重さは145gです。A30が98gなのでちょっと重いですね。

でも持ち運ぶには大して苦にはならない重さでした。

持ち運ぶウォークマンとしてはなかなか高級なので、予算に余裕があるならこの選択は「あり」かなと思います。

A30が普及機なので、そこからの「外し感」として自慢要素もありますしね笑

そういうのも以外と大事だと思いますよ笑

さてではお次。

WM1A、WM1Zさんはどうなのよ

さてさて

こやつですね。

この機体のコンセプトも勿論「音質にとことんこだわる」です。ZX100でも色々と部品や構造などに気を使ってはいましたがこのシリーズではさらにもっと気を使っているらしいです。

例えば内臓アンプに接続している接続部分の部品が最高級の物だったり、シャーシなども金メッキを使用することでZX100よりもさらに低インピーダンス化に成功していたりするとのこと。

ちなみにこれの一個下の

これはそれよりちょっと下の素材を使っているとの事ですね。素材はアルミとの事ですが、その中でも良い物という事でしょうか。

金メッキとアルミになるだけでこんだけ差あるんですか!?と思わずにはいられませんが…笑

まぁあと容量がWM1Zが128G でWM1Aが256G なのでそこも違いはあるんでしょうが、、、それにしても凄い価格差ですよね。

断言しますが僕はこれを買うことは無いでしょう笑

価格的な問題で笑

ちなみに店員さんによると「月に2個くらいは売れるんですよ。びっくりですよね」と言っておられました。

しかも大体が「プレゼント」として購入されるとのことで。

僕もその人と友達になりたい!!!

すごいですね。30万のプレゼントとか。

まぁ視聴するだけならタダなのさ!ってことで視聴してきましたので、感想を。

なんとこの機能がカットされている!

SONY デジタルオーディオプレーヤー ウォークマン WM1シリーズ ゴールド NW-WM1Z N

こ、神々しい。

さてここからの比較はさっきまでレビューをしていたZX100になりますが。

再生できる音源の規格も一緒ですし、フルデジタルアンプも同じものを搭載しています。

容量はWM1Zが128G 、WM1Aが256G と違いますが、まぁここは大きな違いとまでは言えませんね。

ただ一つ一番大きなところの機能カットがあります。

それはなんと

ノイズキャンセリング機能

A30シリーズは勿論その下位機種のSシリーズやZX100とSonyが押しているウォークマンにほぼほぼ付いていて、CMでもガンガンアピールしている部分なのに、一番上の機種であるこの2機種はばっさりとカットされています。

面白いですね。でもよくよくこの機種のコンセプトを考えるとそれをカットした意味が分かると思います。

この2機種は外に持ち運ぶ事を想定していない

ウォークマンなのに!ウォークマンなのに!

そう、これウォークマンなのになんと外に持ち運ぶ事を想定していないんですよ。

まぁ正しく言うとポケットに気軽に入れて街中で聞くという事を想定していない、という事なんですが。

これ写真ではちょっとわかりづらいんですが、機体の寸法が

72.9×124.2×19.9mmと他のシリーズに比べて大分大きいです。

ちなみにZX100が54.4×120.1×15.4mmです。

重量も重くってWM1Zが267g、WM1Aが何と455g。

ZX100が145gなので大分重い事がわかりますね。

多分ポケットに入るギリのサイズがZX100だと思うので、この事からこの両シリーズはポケットに入れて街中で使用することを想定していない事がわかります。

ってことは「ノイズキャンセルもいらんだろ」ってなるのも納得ですね。

この徹底した「音」への追及の姿勢。とてもいいと思います。

ただ「それならウォークマンとして売らなくていいんでないか?」とも思いますが笑

まぁここは友好的にSonyのプライドをかけた商品だから、Sonyの代表名詞である「ウォークマン」を冠した、ととらえておきましょうか笑

この重量からZX100やA30に使われている部品などが全くの別物だ、という事も分かりますね。

ホントにこだわり抜いて作ってるんだと思います。30万は伊達じゃないですよ。

音はどうなの!

当然一番気になるところですね。

ただねー、、、これもねー、ごめんなさい。ZX100の時と同じなんですよ。。。。

店が用意した環境での視聴しか無理だったんです。

なんてったって鍵付きのケースにしまわれて、店員さんに声を掛けないと視聴すらできない仕様でしたからね笑

まぁ30万の機体を野ざらしにはさすがに出来ないのは分かりますが笑

そしてなんと店側が用意していたヘッドフォン(イヤホンではありませんでした)が20万する奴でした!!!!

もうこれだけで軽く50万ですよ笑

その環境でしか視聴が出来なかった上での感想となりますが…

いや言うまでも無く良い音でしたよ!

当然でしょう!笑

50万の環境で聞いて「変わらなかった…」とはさすがにならないですよ。笑

ただ確実に言えるのは、ロックとかJ-popとかよりも、Jazzとかクラシックとかなんて言うんだろう「余韻」とか「空気感」を楽しむのに向いている機体だと思います。

マイルスデイビスの曲を聞かせてもらったんですけど、ひたすらびっくりしましたね。凄まじく良かったです。

ホントに音質に関してはSonyの威信をかけてます!ってのををひしひし感じました。

よ、予算あるなら買いだと思いますよ?笑

この機体のオンリーワン機能

この機体にもA30シリーズやZX100についている『CD規格の音質の音源であったり、mp3音源であったりをハイレゾ規格相当にアップグレードする機能(DSEE HX)』がついているんですが、WM1の両機体にはそれの一個上の機能「DSEE HX 5モード」がついています。

上位に変換した音質を5つのモードから選択して聞けると言う物とのことです。

そしてごめんなさい、これはカタログを読んでいて気付いた機能なので実際には試していないのでレビューができません。

音に感動したあまり、それで満足して色々な機能を見るのすっとばしちゃったんですよね…笑

まぁとりあえずオンリーワンの機能があるよってことで。

あと、ZX100と同じくラジオも聞けませんし、語学学習機能もついておりません。

ホントに純粋に「音」を楽しむ機体だなと感じました。

ってなわけでまとめ!

いやーまた長々と書いてしましましたが…。

いかがでしたでしょうかね。

ZX100さん

WM1Aさん

WM1Zさん

自分自身へのご褒美として、また友人へのプレゼントとして、また持ってる自分へのステータスとして、一つ購入するのはありなのかな?とは思いました。

まぁ…自分は買うならA30シリーズになりますけども!笑

買えばこれから長くは使える物だとも思いますし、選択肢に入れられるなら入れてみては!

音質に関しては、すんばらしいですよ。

ってことで、ウォークマンの選び方シリーズ。
2記事に分けてお届けしましたが以上となります。

読んで頂きありがとうございました!

やっぱ新しい製品とか触るとワクワクしますね。この気持ちを大事にこれからも色々と試していきたいと思います!

では。

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ABOUTこの記事をかいた人

初めまして。中学の頃からバンドで音楽に関わって10年以上。 今までに身につけた知識、折角なんで皆さんと共有できればいいなと思いブログを始めました。 間違っている事があればご指摘ください…笑 理論の事以外にも、趣味のDTM関連の事や、ガジェット関連、アプリ関連など色々と好きな様に書こうと思っています。