こんにちは。ノリです。
今回はコラム記事ですねー。
このブログを始めた理由って
コード理論で躓く人が多いなーって言うのを感じていて(というか自分もそこで躓きかけた一人)、勉強の仕方、覚え方でこんな簡単になるんだよ!コード理論って!
というのをどうにか伝えたい!という思いで始めたんですよね。
なのでタイトルみたいに音楽理論を勉強する必要はあるのか?みたいな事を書くのはナンセンスな気もするんですが…笑
でもこの「理論は勉強すべき派」vs「理論なんていらないよ派」の論争ってずーーーーっとありますよね。
結構双方の意見見たり聞いたりするの好きなんで、音楽仲間と一緒にいる時の話題のテーマにしたり、ネットサーフィンで知らない人の意見見に行ったりもするんですが笑
まぁもちろんどっちの考え方も正解ですし、どっちが正解とか不正解とかないって言うのも重々分かった上で、つらつらーっと自分の考えでも書いていこうかなと。
こういうのが好きに書けちゃうのが個人ブログのいいとこですしね笑
自分の頭の中の整理という意味も含めて、改めて、この部分を書いていってみようかとおもいまーす!
理論が分かったところでいい曲が作れるかと言われるとそうでもない!
理論ある程度勉強してみて一番感じたのはこれですね。
いや確かに自分も完全に理論が分かってるかと言われたら全然そんな事ないですし、まだまだ勉強途中なのは自分でもよくわかってるんですけども。
でも僕もそうだったんですけど、理論とか全く分かってない時期って「あの好きなアーティストもこんなややこしい事考えながら作ってんのかな!?」とか「勉強したらあの人みたいな曲も作れる様になるのかな!」とか考えませんか?
僕はそうでした。
でもね、いざある程度バンド活動して、音楽もしてってしてるうちに気づくんですよ。
周りのいい曲書いてる人達から聞こえるワードで「いやコードとかスケールとかあんま分かってないw」とか「これ今俺なんのコード弾いてんの?」というワードがいかに多い事かと!(体感ですけど特にギタリストに多い気がする笑
なのに悔しいかな、めちゃくちゃいい曲書くんですよね。この人たち。
プロの人でもこういう理論しらない人ってとても多かったりします。
余談になりますけど、こないだテレビのドキュメンタリーでギタリストの布袋寅泰さんが出てたんですよ。その時の話で
「スタジオミュージシャンの仕事をした時コードとか全然分かってなかったからコードブック見て手の形覚えてそのまま抑えて動かさないようにして録音にのぞんだ」
とか言ってましたしね笑
まぁどこまで本気で言ってたのか分かりませんけど、全部嘘でもないと思うんですよね。
もうその当時から布袋さんとかバリバリにプロで活躍されてるわけじゃないですか。
ボーイでもじゃんじゃん曲書いてましたし。
でも実際のご本人はこんな感じだったわけです笑
ね。理論知らなくても曲かけるんですよ笑
勿論理論とかバリバリに理解して使いこなしながら作曲や編曲をしてる人も多いのは事実です。(キーボードマガジンで大活躍されていた故:小川文明さんとか、浅倉大介さんとか
でもやっぱりこういう話しを聞いて感じるのは
理論って音楽を説明するための物。それ以上でも以下でもないんだなー
ということです。音楽界における共通言語、的な。
先ほど書いた理論勉強する前の「勉強したら好きなアーティストみたいな曲かけるかな!」って言うのは布袋さんとかの話から打ち砕かれたとは思います。
理論なんか知らなくっても問題なく曲はかけるし、それこそ名曲だって生み出せるんです。
でもですよ、音楽って一人じゃ出来ないですよね。特にバンドとか。
ボーカルがいて、ギターがいて、キーボードがいて、ベースがいて、ドラムがいて………
っていう沢山の人と一緒にやるわけじゃないですか。
そこで折角いい曲書いても、そのメンバーに曲を共有できなきゃバンド音楽としては成立しませんよね。
わざわざコードを押さえる手の形から全部のコードをメンバーが割り出して弾く、なんて効率悪すぎますしなにより迷惑です笑
そんな時に理論を身につけておけば、んじゃコードはこれとこれとこれでー、最後はツーファイブでおわろっかー。とかひょいひょいと共有出来ちゃう訳ですね。
もうこれは音楽を理解する為の言語そのものですよね。
こういう考え方をすると、僕的にはやっぱり身につけておくべきなんだろうなーと思います。
いくら一人でいい曲書いたって、伝えられなきゃ意味ないと思うんですよね。
そんなこと言ったって、言今の時代一人でDTMで曲作れちゃうわけですし、誰かに説明する状況なんて無いという事も多いんじゃない?という人もいるかもしれませんね。
それは僕もDTMしてる身なのでよくわかります。
それでも!
やっぱり理論はやるべきじゃないかなーと。
こういう見方してみたら理論が持つ新たな一面を垣間見れるんじゃ?と思う事がありまして。
次はその事について書いてみます。
音楽理論は遠い昔からの脈々と受け継がれる音楽好き達の集大成
“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”ってのは僕の好きな言葉なんですけども。
音楽理論って要するに昔っからいる音楽好き達が「お、これいい感じにきこえるじゃん」とか「お、これってよく耳にする流れだし何か法則あるのかもね…あるじゃーん」とかいう感じで(実際はこんなラフじゃないかもですけど笑)徐々ーーーーに出来た物なわけですよ。それこそ何年もの歳月をかけて。
つまり、何年も前からいる愛すべき音楽好き達が脈々と語り継いできた歴史、そして技術の集大成でもあるわけですよね。
歴代の音楽好き―の多くが「いい感じじゃん」と感じたことを、法則としてまとめたもの。それが音楽理論なわけですよ。
それを学んで損な事なんて一つも無いと思いませんか。
自分がなんとなーく弾いて「いいじゃん!」と感じた流れやメロディもその音楽好き達が見つけ出した法則で説明ができる訳です。
つまり、歴代の音楽好き達が認めてくれたと言っても過言ではないと思いませんか!(なんか変なテンションになってきたなー笑
※写真はイメージです
「わかるぜ~~!俺達もそれいい感じに聞こえてたぜぇ~~!お前センスあるぜぇ~!!」
えぇもうこんな感じですよね。特に右上のピアノの人なんか間違いなく言ってくれてそうですもんね。
うん、そろそろ落ち着こう。俺。
とまぁ理論を学ぶという事は、冗談抜きにして先人たちの知恵と技術に触れられるという事ですよ。
間違いなく自分が生み出したアイデアをブラッシュアップ出来ますね。
エジソンが言った、生み出す者へ向けた最高の言葉
1%のひらめきと99%の努力
僕たちは天才じゃないかもしれないですけど、閃きもそうポンポン出てくる物でもないですけど、努力は誰にでも出来るじゃないですか。
その努力の部分でカバー出来る物だと思うんですよね。理論って。
そして偶然その1%の閃きを得た時に、その1%を曲へと昇華させられるのが、努力で得た音楽理論なんじゃないかなと、
完璧にマスターしろとは言いません、僕も出来てないですから(
でも先人が作り上げてくれた道を歩んで、先人たちから「いいね!」を貰えると考えたら…これはやっといて損はないんじゃないかなと。
自分はそう思うんですよね。
まぁ要するに僕は理論は学んだ方がいいよ派です
つらつらーっと訳の分からないテンションもはさみつつ、思うままに書いて見ましたが。
要は自分は理論はやっとくべき派なんだなと、書いてて思いました。
いや勿論何回も言うように理論なんてなくてもいい曲は書けます。
理論に頼りきった音楽もそれはそれでつまらないものでしょうし、理論勉強してる暇があったら、好きな楽器触りまくって、とりあえず作りまくる!っていう方が合う人も勿論いるでしょう。
そこは自分のスタイル、考え方をもって是非とも貫いてください。
でもやっぱり、自分一人ではどっかで壁というか、限界というか、ぶち当たる時は来ると思うんですよね。
そんな時に頼れる存在、自分と同じ音楽好きどもの技術と考えの結晶が、自分の中にあるのと無いのとでは壁もぶち壊しやすさも変わって来るんじゃないかなーって。
僕は思います。
どうですか。理論に対する考え方の一つとして、参考になれば幸いです
てなわけで、コラム記事でした。
またじかーい。
Noriさん。
初めまして!趣味で歌をやっています、Mieといいます。
社会人になってから歌を歌い始め、歌の先生に教わりながらコード譜を書いたこともあったのでですが、その中身をそんなに理解できていないまま過ごしていました。(最終的に先生にチェックもしてもらってました)
少し前からJamsessionに行くようになり、みんなが知らない曲でもコード譜持って説明して演奏してほしい!コード譜を自分一人で書けるようになりたい!と思いはじめ、知り合いにそれなら音楽理論を学ぶと良いよとアドバイスもらい、Noriさんのブログを見つけました。
Noriさんの「コード理論」を読み始めたばかりですが、とても分かりやすく、今まで、なんとなくそうなのかなと曖昧な理解の仕方だった部分がやっぱりそうだったんだと納得出来たり、モヤっとしていた部分が少しずつクリアになっているのを感じています。
あと、Noriさんの文章の雰囲気好きです。ちょっとしたツッコミとか(笑)、楽しく読ませていただいています(^-^
セッションで一緒に演奏している人達がかっこよすぎて、もっと近づきたい、もっと同じレベルにいきたい、とつい焦りそうになるのですが、Noriさんのブログを読んでいると、焦らなくていい、地道にコツコツと頑張っていこうってすごく励まされます。「コード理論を勉強するにあたってとても大事な心構え」の回もすごく励まされました。
今はNoriさんのブログでコード理論を学びつつ、もう少し理解出来るようになったら、この回で紹介されている音楽理論の本を買ってみようと思います。
>Mie様
初めまして!ブログへの訪問ととても嬉しいコメントありがとうございます!
歌のレッスンに通われていたり、ジャムセッションへ参加されたりと本当に音楽が好きなのだなと伝わってきます!
ジャムセッションへの参加は本当に勇気がいる事だと思いますし、さらにそこで追いつきたい!と思える事は本当に素晴らしい向上心だと思います。
そういった方へ向けて入門のハードルを何とか下げて一人でも多く音楽を楽しんでくれる人が増えるといいな、と思いこのブログを書いたのでこういったコメントを頂けた事はとても嬉しく思います。
また文章まで褒めていただきまして…w
セルフ突っ込みは関西人なのでつい…といったところですね…w
少しでもクスリとして頂けたのでしたら幸いです(*ノωノ)
コード理論の最初のページにも書いておりますが、理論は一朝一夕では絶対に身に付きませんし、楽にも覚える事は出来ないかと思います。
でも、その道は決して歩けない道ではないのです。
一歩一歩気楽に、ウォーキング感覚でこのブログを読んで頂ければ嬉しいです!
新たに見える景色を楽しみながら歩いていると、気づけば必ず今ジャムセッションされている方の背中は見えてきます!必ずです!
そのまま、気楽にこのブログと共に歩いて行ってください。
とにもかくにも、楽しんで下さいね♪
分からない事が出てこられましたら、お気軽にコメントなりメールなりいただけたらと思います。
とことん応援いたしますので!
それでは、今後とも当ブログをよろしくお願い致します!
Noriさん。
こんにちは。以前コメントをしたMieです。
コメントありがとうございます^^
関西の方だったのですね!私関西の方大好きです(^o^)/
友達によく天然だねと言われ、いろいろツッコまれることが多いのですが、関西の方はだいたいそのボケ?を拾ってツッコミ入れてくれるのでお話していて楽しいです♪スルーされるのが一番悲しいので(笑)
あれから、Sessionで知り合った友達に音楽理論を含めてコード譜が書けるように、をレッスンしてもらう事になりました。
今は表面的な全体像のを一通り学び終わり(説明上手くできなくてすみません、、)、実践として曲を聴き、自分でベース音を聞き取り、そのベースに基づいてコードを考える。という事を学び始めました。
正直なところ、今壁にぶち当たっています。
レッスンを通して自分がまだまだなのを目の当たりにしています。
コードを聞き取るのが難しく、オンコードやトライアドと四和音の違いがさっぱり分からず苦戦しています。
レッスンの中で歌う面でも出来てない部分がいろいろ発見した時、
また、自分はまだまだで出来てないことばかりに目がいってしまって、最近学ぶ事が少し楽しくなくなってしまっていました。
自分が学びたくて、もっとみんなに近づきたくて、もっと楽しく気持ちよく音楽がしたくて学び始めたはずなのに、モチベーションが下がっていてなんの為によく分からなくなってしまっていました。
友達にも言われました。「目に見えないものを感じ取るって難しいし、時間はかかるもの。」
でも、その友達の知識量や実践経験と比べてしまったり、自分には難しすぎるのではないか、などと考えてしまったりしていました。
だから、Noriさんのコメントを読んで、すごくすごく励まされました。泣きそうなくらいに。
「理論は一朝一夕では絶対に身に付かない、楽にも覚える事は出来ない。でもその道は決して歩けない道ではない。
新たに見える景色を楽しみながら歩いていると、気づけば必ず一緒にジャムセッションしている人達の背中は見えてくる。必ず!」
「一歩一歩気楽に」という言葉もすごく励まされました。
そしてNoriさんに言ってもらって改めて思い出しました。私、音楽が好きなんだって。歌うのが好きだったなって。
(自分の事なのに他の人に言ってもらって思い出すなんて変な話ですが)
楽しい気持ちでもう一度学びたい。
もしかしたら、ちょっとレッスン休憩した方がいいのかな。とも思っています。
もう一度ウズウズするぐらい学びたいって思うまで少し休むのもいいのかな、とか。
でも、悔しい気持ちもあります。セッションでのみんなの会話の内容が分からないとき時とか超悔しいです。
これからどうするか悩み中ですが、
また、へこんだ時はNoriさんのコメント見て励まされようと思います(*^_^*)
一緒にJam Sessionしている人達のの背中が見えるように。
今よりもさらに少しずつでも前に進んでいけるように。
もっともっと音楽の楽しみ方を知れるように。
ネットを通じて自分の好きな事についてこんな風にお話が出来て嬉しいしとても励まされました。
たくさんの励ましのお言葉ほんとにありがとうございました!
(長文になってしまいすみません^^;)
>Mie様
おひさしぶりです!
あれからも継続してジャムセッションを楽しまれているという事で、こちらも嬉しくなりました。
そして今壁にもぶつかられているとの事で。
理論を理解している人の会話ってホントに最初はチンプンカンプンですよねw
自分も曲のアレンジを人としている時とか理論の言葉をバンバン使われてよく分からないまま「いやーーーそう思うよねぇ…ハハッ」なんて知ったかぶりして聞いていた過去がありますよ。。。w
その分からなかった言葉を帰ってからグーグル先生に必死に聞いたりしましたね…(遠い目
でもMieさん!
実は「実際にその言葉が使われている現場にいれる事」というのはとても幸せな事なんです。
だって音楽理論を生きた形で活用している現場なんかそうそうお目にかかれるものではありませんから。
プロだって完全に使いこなしていない人がいる世界です。
それを実際に真横で見て聞いてと出来る所に居られるんですからそれだけでMieさんは凄い貴重な経験をしているんですね~。
そこは自分が勝ち取った環境だと誇りに思ってください。
そんな肩ひじ張って理解しようとしなくてもいいんです。まずはその「言葉」が使われている状況を体験する事がとても大事です。
意味なんてものは僕がかつてそうしたように、後からこっそりグーグルさんに聞けばいいんですよ!w(というか今でも全然してますけど!w
例えば会話の中で「俺アドリブではマイナースケールばっか使っちゃう」とか「イオニアンスケール使ってみたい!!」とか「トニック、サブドミナント、ドミナント」とかいうもう訳の分からない言葉を使っていたしたらその時頭に「???」が浮かんだ言葉をその時は「ふんふん」と知ったか風に聞いておきながらしれ~っと覚えておいて後でグーグル先生に
「ドミナントスケール とは」とか「サブドミナント とは」とかってこっそり帰ってから聞けばいいのです
何度も言います、『理論は音楽における共通言語』です。
英語とかと一緒で「単語、単語」をまずは「点」として自分の中に蓄えて、それがふっとした瞬間に線として繋がる時、自分の物になる、的な感覚ですね。
今はMieさんは英語の最初にやる「単語帳を見て英単語を覚えている段階なんだ」と思えばいいのです。
何事も今自分がいる段階を把握する事が大事です。
そういう意味ではMieさんはとても順調に歩んでらっしゃるんですよ?
あとはその単語を言語として使っている人がすぐそばに居るのですから、それをうまい事利用してやりましょう!w
そんなうらやま環境に居れば成長は独りで勉強されるよりも数倍早いと思います。
とにかく気楽に。焦っちゃだめです。
セッション仲間の訳の分からない単語は「新たな景色なんだ」と思って、その景色を楽しんで自分なりに調べてください。
蓄えた単語の「点」は必ずどこかで線として繋がりますから。
あと、耳コピの話ですが今はコード譜面がネットで簡単に見つけられる世界なのでそれを活用しましょう。
正解を横に置いておきながら、まずは自分だけでその曲のコードを取ってみる、そしてその後答え合わせをする、という繰り返しが僕は一番早かったですね。
お友達さんも言われていますが耳コピって目に見えないものを「感じる」作業になります。
感じる=感覚で捉える という事なのでホントに難しいんですよね…w
だからこそ最初は横に正解を置いておいて、正解と自分との感覚のズレを把握するのが大事になってきます。
最初は四和音なんて取れなくてもいいんです。
トライアドだけで取ってみて、正解を見た時「ここは四和音だったのか…」や「オンコードだったのか…」と知る、そして
トライアドじゃなくて四和音にした時曲はこんな表情をみせるんだ!?という「感覚」
オンコードにした時前のコードとの繋がりがめっちゃ綺麗になる!!という「感覚」
を掴む。
正解を実際に自分で弾いた時、自分だけで取った物よりも「音楽として生き生きとしている!」という感覚。
何度も自分で試して、聞いて掴んでいってください。
その感覚は誰のものでもないMieさんだけの感覚です。Mieさんの中の音楽です。
それを自分の中に築いていく事を楽しんで行って貰えたらと思います。
Mieさんの文章を読んで自分も熱くなってしまいまた長文でお返ししてしまいましたが…w
忘れないでくださいね。やっている事は景色を楽しむウォーキングです。
疲れたら少しベンチに座って休憩するのも全然ありです。
ベンチに座りながら見る景色、思い出す景色は実はまた違った感動があったりするかもしれませんよ?
それでは!